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Roger Bobo's ブログ

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この領域は、ロジャー·ボボの継続的な遺産に専念しています。マエストロ自らが執筆し投稿するためのITEAに寄付物品を回転させることによって固定。 http://bomaestro.blogspot.com/でロジャー·ボボのBlogspotのをご覧ください。


初めて出会うもの (2007年2月8日 東京にて)

随分と昔の話・・、60年代の時の話なのですが、私はアーノルド・ジェイコブス(ジェイク)とある話をしていました。それは、「テューバソロを一度も聞いたことがない人は、初めて聞いた時にどう反応するのか?」ということについてでした。私は彼に、数年前の高校時代に自分がソロを演奏した際、その学校の生徒たちみんなに笑われて失望してしまったという話をしました。するとジェイクは、彼が幼かった頃にロングビーチ(カリフォルニア)に住んでいた時の話をしてくれました。彼のお母さんが、彼をコロラトゥーラ・ソプラノソロのコンサートに連れて行った時、聴衆はそれを聞いて笑い出したのだそうです。その頃の聴衆はかつて一度もコロラトゥーラを聞いたことがなかったのです。そして、ジェイクはこう指摘しました。人々は、自分達にとって新しいものを見聞きすると時々笑ってしまうもので、それは人間の普通のふるまいなのだと。

roger bobo on his bike in Tokyo 70年代、ハリウッドの映画スタジオでは、「ビーム」という新しい楽器が使われていました。それは、数メートルの弦を持つ巨大なスチールギターに似ていました。そして、それは200ミリキャノン砲の巨大な薬きょうで弦を打つことによって演奏されました。驚くほど低い周波数の音で、本当にぎょっとさせるようなインパクトのある音だったのです。私は、「レジェンド」という怪獣映画のサウンドトラックを録音している時に、その音を初めて聞きました。その音は全くおかしいものではなかったのですが、この楽器の音を聞いた皆の一般的な反応は明かに「笑い」だったのです。しかし実際にはそれはとても恐ろしい音でした。

私は今週、この「初めて遭遇」したもうひとつの経験を思い出しました。それは、私が教えている学校の試験でのことです。その日は、何日も聞いてきた金管楽器の試験ではなく、4年生の全管楽器の中の成績優秀者による演奏がありました。これは、年一回行われている、成績優秀者のコンサートに出演する管楽器奏者を選ぶためのオーディションだったのです。素晴らしい奏者たちの演奏を聴くという仕事は、私にとって大変楽しいものでした。木管楽器部門での最後の演奏はバリトンサックスでした。もちろん、私はバリトンサックスをおそらく1000回くらいは聴いたことがあるでしょう。しかし、私はジャズ以外のセッティングで、この楽器をソロ楽器として聴いたのは始めてでした。今回、その演奏はロベルト・シューマンの曲でした。

若いプレイヤーは大変美しく演奏しましたが、私の本能的反応は笑うことであったことを認めなければなりません。もちろん、私は笑いませんでした。しかし、その衝動(ジェークが40年以上前に話したその自然な人間の衝動)は確かに感じました。しかし、私が感動したのは、初めて人々がテューバのソロを聞いた時に経験してものを、そこで想像できたことです。私は、その時人々がどのように感じたかということを今ならより理解できると言わなければなりません。この経験は、55年以上私が持ち続けていた「テューバ観」に新しいものを提供してくれました。バリトンサックスはとても音楽的であり、テクニック的にも全く問題ありませんでした。ただ、音色、アーティキュレーション、低音域における音の急な反応の仕方は、現在のソロリサイタルの環境においては私にとって新しいものであり、聞き慣れるのに少々時間が必要だったのです。

世界のほとんどの地域では、テューバは新しいものだとはもうみなされていません。ハーヴィー・フィリップスは、70年代に、私に言いました。「テレビのあるドキュメンタリー番組が少数派グループを題材として取り扱った際、第1の少数派にテューバ奏者も含まれていた!」と。もしそれがかつての私たちだったのなら、私たちは、確かに物事を変える良い仕事をしてきたと思うのです。

現在の音楽の世界は変化を遂げてきました。エレクトロニクスの存在が音楽の全面にある今、新しい音を初めて聞くという体験はほとんど日常の出来事となりました。それでも、今週のバリトンサクソフォーンのソロに、私は感謝しています。それは私たちの楽器の歴史の新しい見方を開いたのです。


From Roger Bobo's masterclass DVD "Tuba Profondo."

Available from Cherry Classics, Maestro Bobo's DVD masterclass was produced in Japan and contains some of the finest musical advice and insight for musicians, students of brass and tubists. This may be some of the most valuable 2 1/2 hours spent in front of a screen.

Some of the works performed include:

* Strauss-Concerto #1
* Stevens-Variations in Olden Style
* Koetsier-Concertino
* Madsen-Sonata
* Schumann-Adagio & Allegro

Roger Bobo's thoughts in producing a DVD masterclass:
"Throughout my student and professional days I have been inspired and motivated by watching many masterclasses (usually on television) presented by many of the great musicians of our time. It was many years ago that I first got the idea to try to create such a masterclass of my own but was always held back by thinking, "No, I’m not ready yet". The difficult fact is that I still feel that same "Not readiness". But having now completed 7 decades on this planet, it seemed prudent to proceed with the masterclass project, ready or not, and fortunately at this time a DVD seemed the perfect medium."

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